筑波スプリント・トロフィーRd.1

<TN-1/TN-2> 2004/03/07

●レポート
　ターミネーターズのクラス１とクラス２。ターミネーターズと呼ばれるとおり、オフロード車で戦われるクラスだ。クラス１が単気筒351cc以上か、125cc硫黄のモトクロッサー、エンデューロレーサー、輸入車。クラス２は、レーサーを除く一般生産されたオフロード型単気筒の120cc以上350cc以下のクラスとなっている。
　参加台数はクラス１が６台、クラス２が３台の、合計９台。　予選はウエットコンディションだった。ポールシッターは、クラス２のCRM250Rに乗る山崎卓矢で、タイムは１分18秒471。２番手はクラス１の栗林剛で、マシンはXR650R。タイムは１分22秒375、３番手クラス１の大岩真士で１分22秒855、４番手１分2秒913で小口太郎。大岩と小口はともにYZF426F。ちなみに予選ボーダーは、クラス１が１分38秒850、クラス２が１分34秒165。
　スタートで飛び出したのは小口。これに付いていく栗林。しかし序盤から積極的にペースを上げる小口に対して栗林は付いていけず、２周目に既にその差は大きく広がってしまった。
　離されてしまった栗林に対し、後ろからペースを上げて大岩が迫ってくる。12周目当たりでテールtoノーズになった２台。しかし順位を入れ替えるまでには至らない。14周目あたりから２位争いの２台の前に周遅れが出始め、このタイミングで大岩が前に。二人の差が広がることはなかったが、再び栗林が前に出ることはなく、そのままゴールとなった。

	１周目のＳ字。トップは#15小口。ちなみに空が土色っぽいが、これは風で砂が飛んでいるため。空自体は晴天だ
	レースらしいトップ争いは、１周目の第１ヘアピンまで。トップの#15小口を#17栗林が追う展開だったがこの後、二人の差は大きくなっていく
	２周目のＳ字。既にトップ#15小口と２位#17栗林の差は大きく広がった
	トップを独走する#15小口
	周遅れが絡みながら展開された２位争いの#5大岩と#17栗林
	２位の大岩
	大岩とはコンマ５秒差で３位となった栗林
	表彰台

Pos.			No	Rider	Type	Team	Lap	Time	Gap	Km/h	BestTime	Lap
1	15	1	1	小口　太郎	Y-YZ426F	チーム　オートボーイ	15	17'41.110		105.343	1'09.357	9/ 15
2	5	1	2	大岩　真士	Y-YZ426F	ＭＲＳ　ビッグアール	15	17'49.861	0'08.751	104.481	1'10.243	12/ 15
3	17	1	3	栗林　　剛	H-XR650R	ＣａｎＤｏビジョン＆ＥＧＴ－Ｒ	15	17'50.458	0'09.348	104.423	1'10.281	15/ 15
4	6	1	4	金子　　登	Y-YZ400F	ＣＬＵＢ１．２ＦＫ太平組	15	18'14.140	0'33.030	102.162	1'11.592	13/ 15
5	72	1	5	藤山　武幸	H-XR650R		14	17'44.943	1Lap	97.966	1'14.765	13/ 14
6	11	1	6	荒井　信光	Y-TT600S	ＣＬＵＢ１．２ＦＫ　太平組	14	17'45.110	1Lap	97.950	1'13.948	13/ 14
7	89	2	1	山崎　卓矢	H-CRM250R	ＹＯＩＫＯ＆初期型ＣＲＭ保存会	14	17'53.449	1Lap	97.190	1'15.465	11/ 14
8	28	2	2	仁林　拓也	K:KLX250ES	もてばかＲＴ＆Ｄトラ会	14	17'57.682	1Lap	96.808	1'15.107	13/ 14
9	23	2	3	生野　　朗	K:D-Tracker	もてばか＆つくばかトリオ	14	17'58.745	1Lap	96.712	1'14.901	14/ 14
以　上　完　走
クラス　1 : TN-1　2 : TN-2