●レポート
ホイール径12インチ以下で4サイクルは125ccまで、2サイクルは80cc以下の車両が参加できるTC12クラス。一般市販車のエンジンをベースとするという規定はあるが、車体に関してはホイール径のみのため、APEなどの4サイクルエンジンをNSR50といった車体に搭載するマシンも参加している。予選では篠崎佐助(12歳)が1分9秒694とただ一人10秒を切るタイムをマーク。2番手阿部信二に1秒1の差を付けてのポールシッターとなった。エントリー13台、予選通過基準タイムは1分23秒740で、予選最後尾タイムは1分21秒740。決勝出走台数は12台。
決勝はポールシッター篠崎に阿部、さらに予選3番手の新庄雅浩がぴたりと付け、3台でのトップグループを形成した。しかしラップを重ねるごとにそれぞれの差は開いてしまう。ラスト3ラップの第1ヘアピン入り口で篠崎がミスし、危うく転倒しそうになるが立ち直る。これで2位阿部との差はやや詰まったが、結局、順位を入れ替えるほどにはならず。2秒6の差を付けて篠崎が優勝。2位阿部、3位新庄となった。
|