地方選フォトギャラリー

[ AIR COOLED TWIN ] 2004.03.21

●レポート
　クラス名通り、空冷の２気筒エンジンが参加できる。参加車両は、ハーレー、ビューエル、ドゥカティＳＳ／パンタ／モンスター系、ＢＭＷ、モトグッチ、ラベルダなど多彩。
　ドライで始まった予選は途中で雨が降り出し、ウエットになる中で行なわれた。この難しいコンディションの中、１分５秒930でポールポジションを獲得したのはドゥカティ900ＳＳを駆る平栗宗次。２番手は１分９秒274でドゥカティモンスター900の友野龍二、３番手１分9秒651でドゥカティモンスター900の船木弘之、４番手１分９秒967でドゥカティモンスターの井上均とドゥカティ勢がフロントローを占めた。参加台数25台、予選最後尾タイムは１分55秒025。
　スタートでうまく飛び出したのは友野。これを井上、平栗が追う展開となる。しかし雨で平栗が今一つペースを上げられないため、トップ争いから離され、友野、井上の二人によるバトルとなっていく。最終ラップまでテールtoノーズで周回を続けた２台。このままゴールかに思えたが、ラストラップのダンロップコーナーで友野のインに飛び込んだ井上が前に出て、そのままトップでチェッカーを受けた。二人のタイム差はコンマ193秒。２位友野、３位は単独走行となった平栗。
　優勝の井上のマシンはビューエル。２位の友野から９位の淀縄までドゥカティが続き、エンジンだけで言えば10位のDB2はドゥカティのパワーユニットなので、11位の山下までドゥカティが続く中、アンチドゥカ勢が一矢を報いた形となった。

	１周目のＳ字。#22友野がうまく飛び出し、これを#19井上、その後ろには#6平栗が付
	トップを走る#22友野と、追う#19井上
	最終ラップに勝負をかけて優勝した#19井上
	３位の#6平栗

Pos	No.	ライダー	型式	車名	周回	所要時間	トップ差	Km/h	BestTime	周回