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東日本チャレンジカップ選手権シリーズRd.3


<JSB1000> 2003/04/20
レポート
11台の参加で行なわれたこのクラス。予選は土曜日に行なわれたため、ドライコンディションでのタイムとなった。ポールポジションは1分30秒504で、CBR954RRを駆る黒川武彦が獲得した。2番手は黒川からコンマ866秒遅れで、ZX-7RRに乗る中川智博。3番手も同じZXに乗る吉岡俊也、4番手はCBRの矢羽田晶と続いた。
 ウエットコンディションとなった決勝は、黒川が飛び出し、これを中川が追う形でスタートした。3年ぶりの雨で、装着するメーカーのレインタイヤを初めて試す黒川は、硬めのコンパウンドを選択したと言うが、それでもこの日の路面にはハードすぎたようで、思うようなグリップが得られずにコーナーで大回りをする。2位の中川ももてぎのレースでは初めてという雨のため、筑波のウエットレースのデータをベースにセッティングしたという。その中川も思うようなラインを走ることができず、できるだけリアで回るように乗り方でカバーしようとする。この工夫が功を奏し、徐々に黒川との差が詰まっていく。そして4周目、遂に黒川を捕らえてトップに。また3位は、中盤まで小西克幸とバトルを展開した石川達也がこれを振り切って獲得した。

ph26.jpg (18088 バイト) 1周目のV字コーナー。トップの黒川、2位の中川は後続と既にこれだけの差を付けている
ph27.jpg (18588 バイト) 序盤のトップ争い。前を走る#705黒川と#9中川
ph28.jpg (20413 バイト) 優勝した中山智博
ph29.jpg (17219 バイト) 中盤までテールtoノーズで3位争いを展開した#27石川達也と#524小西克幸
ph30.jpg (31771 バイト) 表彰台

エリアJSB1000/SB/S-NK 正式決勝結果表
WEATHER : Rain COURSE : Wet 東コース 3.422115Km
Pos. No Cls.   Rider Type Team Lap Time Delay Best Lap
1 9 SB I 中山 智博 ZX-7RR RS-ITOH&孫悟空 10 17'02.009 120.54Km/h 1'39.906 7/10
2 705 JSB I 黒川 武彦 CBR954RR PIZZA-LA SPEED 10 17'09.583 7.574 1'40.572 7/10
3 27 SB I 石川 達也 YZF-R7 WAKO’S YAMAHA 10 17'30.216 28.207 1'41.084 9/10
4 524 JSB N 小西 克幸 CBR954RR Team泉水3丁目ワークス 10 17'38.672 36.663 1'42.776 7/10
5 2 JSB I 金  淳一 CBR954RR モトバム&CARLINK 10 18'11.346 1'09.337 1'44.579 9/10
6 4 SB I 吉岡 俊也 ZX-7RR SFS新日本造機ファスナー販売 10 18'33.477 1'31.468 1'46.825 9/10
7 17 S-NK N 市川 禎之 YZF-R1 リアルフラット&インターバル 10 18'36.761 1'34.752 1'47.809 9/10
  以下フィニッシュライン不通過:
8 7 SB I 高原 昌幸 YZF-R7 EISHINレーシング+008 9 15'42.886 1Lap 1'41.438 8/9
  以上 規定周回数完走:
  13 S-NK N 矢羽田 昌 CBR900RR 向陽会ドリームレーシング   スタートのみ 10Laps    
31 SB N 鈴木 俊彦 ZX-7RR スタートのみ 10Laps
参加台数 11 台 出走台数 10 台
レース中のベストタイムは No. 9 中山 智博 RS-ITOH&孫悟空 1'39.906 7/10 123.31Km/h
規定周回数 7

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