予選順位が響き10位となるも、調子は上向きで最終戦に期待


2019 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦 
スーパーバイクレース in 九州
※開催日程:10月5日(土)公式予選、10月6日(日)決勝レース


レース開催の一週間前に行われた合同テストでは好タイムをマークしていた伊達悠太。シーズン後半になりマシンのセッティングも決まってきた感があり、ここで好結果を残したいところだった。しかし、公式予選でタイムを出すことができず、スタート位置が悪かったこともあり、決勝レースは予選順位を大きく上回るも10位で終えた。


ST600 #64 伊達 悠太
公式予選:15位
決勝レース:10位

ST600公式予選
ドライコンディションではじまったST600の公式予選。今回もST600はエントリー台数が多く、AとB、2グループに分かれて予選は行われ、伊達悠太はBグループに出走する。セッション開始直後にコースインした伊達悠太は集団の中に飲み込まれてしまい、コースイン2周目に1分55秒384をマークするが、その後はタイムを更新することができない。ピットインしてクリアラップのタイミングを図るも、タイムを更新することはできず、Bグループ5番手、Aグループと合わせた総合で15位となった。

ST600公式予選後のコメント
「早めにコースインしましたが、集団に中から抜け出すまでに2、3周を費やしてしまい思うようにタイムを出すことができませんでした。サスペンションのセッティングを少し変えたのもあまり良くなかったようで、セッション後半ではいい感じになったのですが、それまでにタイヤの良いところを使い切ってしまった感じです。決勝レースはスタートからできるだけ順位挽回していきたいです。」(伊達悠太)

※ST600決勝
決勝レースが開催された日曜日最後のレースとなったST600。少し肌寒いものの、路面コンディションはドライでレースはスタートした。15番手スタートの伊達悠太は、スタート自体は良かったが、第1コーナーでは混雑した状態で思うように順位を上げることができず、1周目は15番手で終える。しかし、その後は家根谷大晟選手、杉山優輝選手、和田留佳選手を抜いてチームメイトの佐野優人の後ろ、12番手にポジションをアップ。レース中盤以降は佐野優人と古山颯太選手との10番手争いとなり、10周目にいったんは佐野優人、古山選手を抜いて10番手となるも、12周目には2人に抜かれてしまい、12番手となる。14周目に再び2台を抜いた伊達悠太は最終ラップにこの2台を抑え、10位でチェッカーを受けた。

※ST600レース後のコメント
「このコースはスタートしてから第1コーナーまでの距離があり、ほかのバイクに第1コーナーまでに抜かれてしまい、また抜き返すまでに2、3周費やしてしまったことで前と離されてしまいました。結果には満足していませんが、マシンの状態もいい感じにはなってきているので最終戦の鈴鹿ではいい結果を残せるようにしたいですね。」(伊達悠太)