マシントラブルもあり、予選10位でレースを終える

MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第8戦
スーパーバイクレース in 岡山
開催日程:2018年9月29日(土)公式予選/9月30日(日)決勝レース

全日本ロードレース選手権も、今回の第8戦と最終戦を残すのみとなった。今年からJ-GP2にステップアップした伊達悠太は、シーズンベスト順位、そして表彰台を狙って岡山国際サーキットでの第8戦に臨んだ。ドライコンディションで行われた練習走行ではいい感触をつかめていたが、雨となった公式予選は思い通りにタイムアップができず、公式予選10位となった。また、第8戦は台風24号の接近にともない、30日に行われる予定だった決勝レースが中止された。


J-GP2 #64伊達悠太

公式予選:10位
決勝順位:中止

J-GP公式予選
第8戦は伊達悠太の地元に近い岡山国際サーキットでの開催となった。あまり得意なコースではないという伊達悠太だったが、公式予選では雨が降りしきるセッション序盤で上位につけるが、セッション中盤に雨脚が強くなり赤旗で中断。雨脚が弱くなった頃から公式予選は再開され、伊達悠太は自己ベストを更新して7番手に着けるが、他のライダーはさらにタイムを更新していく。結果、伊達悠太は1分42秒067の10番手で公式予選を終えた。
なお、台風接近により決勝レースが中止されたため、公式予選結果に応じてシリーズランキングのポイント半分が付与され、伊達悠太はシリーズランキング7位で最終戦を迎えることとなった。

※J-GP2公式予選後のコメント
「調子自体は悪くはなく、セッション序盤は上位につけていたので、途中から雨が強くなった時にピットインしてセッティングを変更しました。その後はフィーリングもかなり良くなっていたのでセッション終盤にタイムアタックするつもりでした。セッション終盤には雨も小康状態となりコースコンディションも良くなっていったのですが、この頃からマシーンに違和感を覚えるようになりうまく走れなくなってしまいました。それでも、自己ベストは更新できたのですが、他のライダーがさらにタイムアップしていたこともあって、予選10位となってしまいました。
 前回から換わったフロントフォークなどの足回りに関しては、今回のレースウィーク中のドライでの走行でかなりフィーリングも良くなってきていたので、いい流れでは来ています。最終戦は良いレースができると思っています。」(伊達悠太)