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      ドライとなった決勝レースでは思うような走りができず9位となる 
      
       
      2018MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第7戦 
      九州モーターサイクルフェスタ2018 in オートポリス     
      開催日程:2018年9月2日(日)予選・決勝レース1(J-GP2)         
      7月1日に開催された筑波サーキットでの第5戦から、JSB1000以外は2ヶ月ぶりの開催となった全日本ロードレース選手権。第7戦は九州大分県にあるオートポリスでの開催となったが、フリー走行が行われた金曜日、そして公式予選が行われた土曜日は終日不安定な天候となり、ウエット路面での走行が続いた。明けて決勝レースが行われた日曜日は朝のウォームアップ走行はセミウエットとなり、そして決勝レースでは完全なドライコンディションとなる。この路面コンディションの変化に翻弄されるレースとなってしまった。   
             
      J-GP2 #64伊達悠太 
       
      公式予選:7位 
      決勝順位:9位        
      
      ※J-GP公式予選  
      公式予選が行われた土曜日は朝からオートポリスは霧に包まれ、時より雨も降る天候となり、各クラスの公式予選は時間を変更して行われた。J-GP2も当初予定していた13時10分から16時へと変更され、完全なヘビーウエットで公式予選がスタートする。しかし、公式予選中は雨も上がり、路面コンディションも少しずつ回復していく。そのため、伊達悠太は公式予選終盤で新品のレインタイヤに替えてタイムアタックを行い、公式予選中のベストタイムとなる2分02秒282を記録し、公式予選7番手となる。        
      
      ※J-GP2公式予選後のコメント  
      「公式予選前半でセッティングを変更して、いい感じに攻めていけるようになり、新品のレインタイヤに替えてタイムアタックをした周に他のライダーに引っかかってしまい、それがベストタイムとなってしまいました。ただ、ウエットでのレースになれば上位勢との差はわずかですから、いいレースができると思いますが、ドライコンディションでの走行が少ないので、それが不安です。一週間前のテストでフロントフォークにトラブルが出ていて、それの対策は行ってきているのですが、ドライでは一度も走れていないのでそのトラブルが解消されているのかも確認できていませんし、セッティングもできていません。もし、決勝レースがドライになるなら、朝のウォームアップ走行もドライで走行したいですね」(伊達悠太)        
      
      ※J-GP2決勝レース 
      決勝レースが行われる日曜日は朝まで降り続いた雨によりウエットコンディションでウォームアップが行われるが、その後は陽も差して路面はドライコンディションへと回復する。周回数18周で争われたJ-GP2の決勝レース。7番手グリッドから好スタートを決めた伊達悠太はオープニングラップを5番手で終えるが、公式予選を終えた時の不安が的中してしまう。翌周には作本輝介選手に抜かれ6番手となり、前を走る岩崎哲郎選手からも少しずつ離されてしまう。その後はペースを上げてきた尾野弘樹選手と三原壮紫選手に6周目にパスされるが、伊達悠太は思うようにペースを上げることができない。そのため、9周目にクボ・ケミン選手に、そして、レース中盤の10周目には石塚健選手にも抜かれてしまい、10番手に後退してしまう。レース終盤は榎戸育寛選手が接近するも、伊達悠太は10番手を守ってチェッカーを受ける。なお、レース後に9位の石塚選手が失格となったため、正式結果は9位となった。 
       
      ※J-GP2決勝レース後のコメント 
      「スタートは良くて5番手までポジションを上げられていい感じでしたが、心配していたフロントフォークの状態がよくありませんでした。それでも、スタート直後はタイヤのグリップを活かして良かったのですが、周回が進むにつれてタイヤが摩耗してくるとタイヤに頼ってごまかすことができず我慢のレースとなってしまいました。オートポリスは好きなコースだったので思うような走りができず、悔しいレースになってしまいました。次の岡山は気持ちを切り替えて臨みます」(伊達悠太) 
              
     
    
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