●レポート
2列目スタートの鈴木がフロントを持ち上げ、インサイドからホールショットを奪った。滝が2番手、近藤が3番手で、鈴木を追う展開へ。滝が3周目にトップに浮上すると、ペースを広げ始める。レース中盤に近藤は、滝を上回るペースで猛烈に追い上始める。そして滝からトップの座を奪うが、今度は滝が近藤を追い詰める。滝は最終LAPのホームストレートで、近藤のスリップから抜け出し、ゴールラインまで近藤を押さえきり、久しぶりの優勝を決めた。
滝は、昨年はタイヤとのマッチングや怪我で泣いたが、王座奪還に向け見事開幕戦を制した。
|