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筑波ロードレース選手権シリーズ Rd.1
筑波スーパーカップ選手権シリーズ Rd.1

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<S80> 2003/03/16
レポート
 エンジン排気量が80cc以下であればどんなマシンでも参加できるクラス。実際には、モトクロッサーの2サイクル80ccエンジンを、RS125RやTZ125といったGPレーサーの車体に搭載したオリジナルマシンで戦われる。マシン作りも楽しめるクラスであり、筑波選手権ならではの歴史あるクラスだ。長く行なわれているだけにマシンの仕上がりも非常に高く、国際ライセンスを持ったライダーでも勝つことはなかなか難しい、レベルの高い戦いが展開されている。
 ポールポジションを獲得したのは、国際ライセンスホルダーで全日本選手権GP125クラスで実績を持つ藤崎直之だ。タイムは1分5秒759。2番手は森隆嘉で1分5秒972。3番手も国際ライセンスホルダーの若松宏希で1分6秒371、4番手大木俊二でタイムは1分6秒392と続く。
 スタートで飛び出したのは2番グリッドの森。これをポールシッター藤崎、さらには9番グリッドからスタートした昨年のチャンピオン今村敏之もうまいスタートを見せて1周目に3位まで順位を上げ、トップをねらう。今村は藤崎を3周目に捕らえ、2位に。しかし藤崎はその後、一気に2台をパスしてトップに出る。1周目にトップに出た森はフロントのセッティングが出ていないため、最終コーナーなどで大きく振られ、安定して走ることができない。そのため、7周目には4位まで順位を下げてしまう。それでも10周目には再び3位に上がるが、8番手スタートの島田利昭に抜かれてしまい、再び4位に。今村は11周目に1分4秒897というコースレコードタイムをマークして藤崎を追うが、藤崎も1分5秒051と予選を上回るペースで周回し、結局1秒7の差でこのクラス、初優勝を遂げた。優勝の藤崎直之「このクラスは125の車体に80ccのエンジンを搭載しているので、恐らくバランスがうまく取れていないのだと思うのだけれど、安定させる幅が125のレーサーよりも狭く、セッティングを少し外すとすぐにフロントが暴れたりして、難しい。またそこが面白いのだけれど。今回はまぁまぁマシンも仕上がったので、勝つことができたけど、マシン差は少ないし、セッティング幅は狭いしで、気の抜けないレースが続くと思う」

26.jpg (28150 バイト) スタート直後のS字 28.jpg (19056 バイト) トップ争いの2台。森も一発の速さを持っているが、藤崎は安定したハイペースで周回するうまさを見せ、その差を徐々に広げていった
27.jpg (22266 バイト) 序盤のトップ争い。この集団でレース中盤まで展開された 29.jpg (37755 バイト) 表彰台

S80 決勝正式結果表   天候:晴 コース状況:ドライ
Pos. No.

Rider

Type

Team Lap Time Gap Km/h Time Lap
1 6 藤崎 直之 F-08R Fine NAP’S横浜 15 16'28.504   113.080 1'05.051 11/ 15
2 1 今村 敏之 H-CR80RR   15 16'30.220 0'01.716 112.884 R1'04.897 11/ 15
3 8 島田 利昭 H-M163 RTミズシマ★ヨネゾー<ZAC> 15 16'37.188 0'08.684 112.095 1'05.342 10/ 15
4 2 森  隆嘉 H-CR85R SRミニマム 15 16'39.033 0'10.529 111.888 1'05.670 12/ 15
5 4 若松 宏希 H-CR80 RCドラスティック&ミズシマ!工藤 15 16'39.125 0'10.621 111.878 1'05.694 12/ 15
6 3 桜井 勝利 H-CR85 LABOL&ミツバ 15 16'39.328 0'10.824 111.855 1'05.728 3/ 15
7 13 金子 武司 M-M163 RTミズシマ&ときめきRui2&YONEZO 15 16'51.228 0'22.724 110.539 1'06.465 6/ 15
8 14 山田 典臣 H-CR スレット+フィアス+宏和設備 15 16'56.047 0'27.543 110.015 1'06.738 4/ 15
9 91 小林  悟 H-M163 RTミズシマ☆ヨネゾー<ZAC> 15 17'02.259 0'33.755 109.346 1'07.266 7/ 15
10 55 佐野 富三治 P-PNXゼロ式 パワーパイプRT.G.B.S.達哉! 15 17'02.504 0'34.000 109.320 1'07.349 9/ 15
11 72 矢崎 敬志 H-RS85 syscore 15 17'12.187 0'43.683 108.294 1'07.802 5/ 15
12 28 大崎 雅弘 H-CR   15 17'18.491 0'49.987 107.637 1'08.102 11/ 15
13 18 飯塚 富夫 Y-YZR85 I.POWER.Racing!! 15 17'19.653 0'51.149 107.517 1'07.184 12/ 15
14 27 栗原 真路 H-ジャンキーズ80 オートボーイジャンキーズ119 15 17'22.689 0'54.185 107.204 1'08.430 10/ 15
15 35 斉藤 雄基 H-CR80   15 17'25.851 0'57.347 106.879 1'08.285 11/ 15
16 26 古沢 智明 H-氷結2号 Sugaya・speed.RT 15 17'29.215 1'00.711 106.537 1'09.071 15/ 15
17 15 清水  剛 H-RS80 ひこうきぐも・HAR・我夢超大 15 17'29.313 1'00.809 106.527 1'08.811 10/ 15
18 71 宇津木 勝寿 H-CR85R CHKレーシング☆甘えん坊将軍 15 17'32.475 1'03.971 106.207 1'08.521 11/ 15
19 30 池野 史典 P-PNX パワーパイプ☆LADYBIRD! 14 16'30.220 1Lap 105.358 1'09.440 14/ 14
20 21 田中 圭介 H-Ina-sp RTミズシマ&大輪+WAKO’S 14 16'40.523 1Lap 104.273 1'08.481 11/ 14
21 43 礒川 裕介 H-PNX85 IRS☆船橋競馬で3連単! 14 16'42.399 1Lap 104.078 1'08.742 7/ 14
22 29 久米 治彦 H-CR85   11   4Laps   1'10.506 10/ 11

以 上 完 走

  24 中内 正行 H-THREAT S.Inoue+aZ30'S+Datch+THREAT 10   5Laps   1'06.886 2/ 10
  9 大木 俊二 H-CR80R POSH東京RP 8   7Laps   1'05.803 3/ 8
  12 小島 英了 P-PNX80R PowerPipeRacing 6   9Laps   1'06.200 3/ 6
66 富田 啓之 H-CR80R フィルレーシング 6   9Laps   1'12.384 4/ 6
  73 井野 哲哉 I-TZCR アームストロング☆稲垣☆アリス 5   10Laps   1'08.810 3/ 5
  17 瀬脇 公雄 H-PG85瀬脇仕様 プラスG★今年もヨロシク若野塾 4   11Laps   1'06.264 4/ 4
  19 箕川 正雄 H-RS85N Wing's★N-plan★SCR★TeamGP80! 1   14Laps   1'22.448 1/ 1
  41 佐藤 友重 H-CR80 YUEとMAXIM&馬検! スタートのみ
  45 上野 智弘 N-NP-RP N-PlanRP Links スタートせず
  10 三田  晋 M-MNX-F85 MRP+Rサヤマ/GRP 出走せず
'R'マークは、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは  1'04.961
※ ゼッケン 66は、国内競技規則 付則3 17-2違反(ジャンプスタート)により、国内競技規則 32 1)(ストップ&ゴーペナルティ)を適用した。

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